BOOTS LIFE

街履きに特化したエンジニアブーツ

エンジニアブーツに対する一般的なイメージとして、「馴染むまで靴擦れと闘いながら、頑張って履き続ける靴」と認識されている、または体験をされている方が非常に多いかと思います。それもそのはず。一般的なエンジニアブーツにおきましては、作業靴として『足を守る』という点からスチールトゥ(鉄板)をつま先に入れ、高さも平均的には11インチ(27.5cm)以上の高さに設定し、膝から下も守る役割を持たせているので、海外ブランドのエンジニアブーツにおいては、およそ1100?1200グラムと重さが際立ってしまい、履き馴染むまでに革の固さ、足して重さが相まってつらい思いをする事がよくあります。

SWLのエンジニアブーツにおきましては、海外だけではなく世界各地のエンジニアブーツを調べつくし、

「頑丈なのに履き易い・疲れ難いエンジニアブーツ」

を制作する事を実現しました。SWLが着目した、街履きをする上での大きなポイントは『100グラムの差』です。SWLのエンジニアブーツでは、サイズによって重さの前後はありますが、26?26.5cm相当である[8]のサイズで約1000グラムになります。海外など他のエンジニアブーツとの差は、約100グラム程度、軽いです。

─この100グラムの差。

人が日頃歩いている時に足に掛かるストレス・重さにおいて、およそ「体重の5?6倍」と言われています。体重60キロの方で約300キロ以上の負荷が常に足の裏にかかっている事になります。そんな中で靴ももちろん負荷に加算される訳なので、100グラム重さが変わるという事は、その5?6倍の約500グラム以上の重さが負荷として加算されてしまいます。

では、この100グラムをどうやって削るか。ブーツ界においてこの課題は非常に難しい工程とされてきました。軽くするために考えられる解決策としては、「素材を薄くする」 または 「目に見えない箇所の部材を減らす」 となります。しかし、そのどちらを選択しても結果的には、『軽くする = 物の質が下がる』ということが比例してしまうのです。

しかし、SWLにおいては、「本来のエンジニアブーツとしての“頑丈さ”をしっかりキープした上で、“軽さ”を出す」という理想的な解決に成功しました。その大きなポイントは、『街履き用の高さ』にした結果の偶然の産物にあります。

 

「高さ」と「解放感」と「軽さ」の関係

SWLのエンジニアブーツは、高さを約8インチ(およそ20?21cm ※カカト部分含まず)程に設けております。

当初、この高さにした理由は、歩く時に足首を動かした際、ふくらはぎ付近に当たる事を無くすことで“解放感”を出す、ということを考慮しての考案だったのですが、他の11インチのエンジニアブーツと比較するとおよそ2インチ、約5cmも高さが低くなる為、その分の革の量が減る事で、結果として100グラムも軽くする事に成功したのです。

そして、SWLの醍醐味でもある「ファスナー」をサイド内側に取り付ける事でシャフト部分のフィット感が向上し、このシャフト自体が細くなった事で、ショートエンジニアブーツ程の短さではないにもかかわらず“解放感”と“軽さ”を手に入れることができ、見た目にも従来のエンジニアブーツと変わらない1足に仕上がっております。

細かすぎると言われてしまいそうな程、細部に渡って拘り、そして検証し改良を繰り返しおこなったことで、長時間履いても疲れ難い『街履きに特化したエンジニアブーツ』を、自信を持って皆様にオススメしております。

エンジニアブーツに対して苦労するイメージをお持ちの方は是非、SWLエンジニアブーツの履き心地を体感して頂きたいです。

 

 

SWLエンジニアブーツの主なラインアップ

#8595H
SWLエンジニアブーツの最上位モデル、クロムエクセルレザーエンジニアブーツのビブラム#100ソールモデル #8595H

#8595HT
SWLエンジニアブーツの最上位モデル、クロムエクセルレザーエンジニアブーツのビブラム#700ソールモデル #8595HT


 

関連記事

従来のエンジニアブーツでは味わえなかった、圧倒的な“フィット感”
本格的なのに『楽』な訳とは。
履き心地に大切な“甲の高さ”
独自に開発した特別な木型