BOOTS LIFE

万能なオイルドカウレザー

世界的に飼育数の多い“牛”は、皮の採取も安定しており、一頭から採れる面積が広く活用しやすいので、身近な皮革製品に最も多く使用されている原皮と言えます。また、牛の皮は比較的に均一な繊維組織を持つため、強度と耐久性に優れ、加工がしやすいという利点から、幅広く愛用されています。

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カウレザーとは、出産経験のある、生後2年経過したメス牛を加工した革の名称です。

特徴としては、キメが細かい革質で、オス牛の呼び名であるステアハイドよりも薄くて柔らかく馴染みやすいです。

また、オス牛と違い、“一度出産を経験した牛”なので、腹部の革を中心にお腹に子供を抱える事で生きているうちに、一度“革が伸縮している”事を革自体が覚えている為、柔らかく、馴染むまでのスピードが他の革と比べ非常に早いのが特徴です。

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通常の油分に加え、油を“革に含められる限界まで染み込ませる”事で、通常の比較よりもより一層油分量の効能で馴染みが良くなっているいるのがこの”オイルドレザー”の最大の特徴です。

【油分が多い=防水効果が強い】という事で、雨の日でも気にせず使用する事が出来る万能皮革でもあります。

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