BOOTS LIFE

最近ハーレー乗りに「OB-8593G」の愛用者が増えつつある理由。

Slow Wear Lionのブーツは、シャフトの内側にファスナーが装備されているモデルがほとんどです。

 元々は玄関で靴を脱ぐ日本人の生活様式に合わせて装備されたサイドジップで すが、最近ハーレー乗りを中心にライダーの愛用者が増えつつあります。 「毎回紐を縛る必要がない」「ファスナーで脱ぎ履きが可能」「ツーリング先の食事処で座敷に上がる場合も着脱は容易」「ユニバーサル社の大きめな引き手は グローブをしたままでも操作がしやすい」などなど、今回はサイドジップ以外でも ハーレー乗りが愛用する理由を紹介します。

日本人にあわせたEワイズ

 MADE IN U.S.A.のものに囲まれて育った世代の方がはじめてワークブーツを購入した時代、日本に輸入されているアメリカのブーツはDワイズが主流でした。今は 洋服もジャパンフィットなど日本人に合うものも多数存在にしますが、当時は皆無の時代です。Dワイズのブーツは、極端な甲高幅広でなくてもさすがに日本人 の僕らには横幅がきつく感じて、サイズアップでつま先を余らせて履かれていたケースが多かったと思います。

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 Slow Wear Lionのブーツは、日本人の足にはEワイズがベターと考え、Eワイズで木型を開発しました。ヒールカウンターなども小ぶりな日本人に合わせるなど、細部にわたり職人さん達と試行錯誤を繰り返しながら設計開発して出来上がった木型です。

軽さを真剣に考えた底回り

 軽さ重視で選ぶと VIBRAM #4014 になり、スニーカーに近い履き心地を体感できます。ただ、軽さと引き換えにグリップ力は他のソールパターンより一歩劣り、たまたまマンホール の上で停車した時や、ツーリングで急な雨に降られた場面などでは滑りやすいので注意が必要です。モーターサイクル専門ではなくドライビングシューズとして も運転の邪魔にならないソールパターンと考えます。

革のチョイス

アッパーの革選びは、「肉厚でありながらしっとり柔らかいもの」を、優先にチョイスしています。現在使用しているオイルドレザー「プルアップレザー」は油分も多く高品質なものを選定しています。

シフトガード

 バイク専門のブーツではありませんが、バイクに乗らないときも気軽に履いて欲しいので、「シフトガード」はデザイン的に不要と考えて付けていません。僕た ちはデザインのインスピレーションはこれまで輸入してきた多くの良いブーツブランドの影響を受けています。お気に入りはワークブーツで、また実用性重視の ミリタリーブーツも好きです。単純に今まで影響を受けたワーク&ミリタリーのブーツにシフトガードのギミックはなかった事もデザインに組み込まない理由の ひとつです。

修理のきくモノ

 Slow Wear Lionの軸となる製法はグッドイヤーウエルト製法になります。ソールは STOP & GO を繰り返すことでアスファルトで磨耗します。 バイクでの使用は通常の街履きよりソールの減りは圧倒的に早くなります。ソールはタイヤと同じ消耗品と考え、生産工場や提携している修理工場でソール交換 は対応します。ソール交換を見据えたモノづくりをした場合、本底をはがして新しいソールに張り替える時、アッパーの革に負担がかからず、何度でもソール交 換が出来るグッドイヤーウエルト製法を採用しました。

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 ブーツ選びには、デザイン、製法、素材、木型など、さまざまな要素があります。デザインは、シンプルで飽きのこないもの。軸のぶれない定番/スタンダード。

 製法は、アッパーの革に負担をかけず、何度でもソール張替えが出来ることが魅力。革はピンきり。もちろんお金があれば、高い革を使ったブーツも手に入り ます。でも何より長く相棒として履き続けるには、シンプルなデザインとソールの張替えが出来る要素が大前提。ソール張替えができないと、どんなに良い革を 使っていても、使い捨てになってしまいます。最後に木型は、もちろん自分の足型(日本人に合うように設計されたもの)をチョイスして欲しい。

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クロムエクセルレザー版もラインナップ

プルアップオイルドレザーの他に、直営店限定販売モデルとしてアッパーに歴史あるHORWEEN社製のクロムエクセルレザーを使用した特別なカスタムモデル「8593GH」もあります。より肉厚でしっとりとした重厚感のあるクロムエクセルレザーは、ひと味違った革の表情を見せてくれます。

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#8593GH 商品詳細ページはこちら

 

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