BOOTS LIFE

相棒のようなブーツ 〜履き易さの理由(わけ)とは〜

日本の職人が心を込めて作る、履く人のライフスタイルに溶け込む「相棒」の様なブーツ。
スローウェアライオン(SWL)は、日本人により気軽にブーツライフを楽しんでもらう為に、ブーツを作る上で基本となる『履き易さ』を追求しました。

 

履き易さ(1): 日本人に合った独自の木型

SWLでは、拘った要素の1つとして『木型』が挙げられます。今現代まで実現が難しいとされていた『格好良いフォルム』かつ『履いた際の履き心地の良さ』をついに実現したのがこの”コクサン”というモデルなのです。

独自制作の木型 定番593 日本の職人が心を込めて作る、履く人のライフスタイルに溶け込む「相棒」の様なブーツ

他のブランド様においてはおそらくこのどちらかを優先する事で”見た目”か”履き心地”かで悩んでしまった経験をお持ちの方が多いかと思います。SWLでは自分達がその経験をしたからこそこの2点をドッキングしたブーツ作りにおいて難しいとされる項目を、数百足というサンプルを作り、自分たちで足を入れて確かめ、ミリ単位での修正を重ねた事により、履いた方の多くが『初めて履いたのに、数年履いたかのような履き心地で、これならガシガシ履く事が出来る』という言葉を頂けるまでに仕上げました。

この履き心地を大きく左右する木型においては、今後これ以上の物は作れない、という程緻密な計算の下にカタチを形成しておりますので、“ブーツ=履きづらい”とお思いの方にも、必ず『スニーカーのように履きやすい』と感じて頂ける自信が御座います。

 

履き易さ(2): サイドジップを採用

SWLのもう一つの顔とも言えるのが『サイドジップ(ファスナー)』です。この日本で暮らす中、靴を履く上で最も重要な事、それは『着脱のし易さ』です。“立ったまま片手で着脱が行える靴”。この点においては、従来のブーツには不可能と言われておりましたが、SWLでは『サイドにファスナーを取り付ける』という事でその難題をクリアしました。

サイドジッパーにより、履きやすい、脱ぎやすい

これは593(コクサン)モデルのようなハイト(高さ)で、ファスナーの無いブーツを履いた経験がある方は、その着脱が如何に不便かを感じた事があると思います。履きづらい・脱ぎづらいことで履かなくなる、といった事はSWLでは一番あってはならない事として考え、その結果、“ファスナーを取り付ける”に至りました。

よって、数足他のブーツをお持ちの方も、玄関先で『ついつい手が伸びてしまう』、履く方のライフスタイルに一番溶け込める、そんな相棒の様なブーツを実現する上でのファスナーになります。

 

履き易さ(3): ブーツライフをより永く楽しむために

SWLのブーツにおいては製法への拘りが御座います。基本的には“グッドイヤーウェルト製法”と“ダブルステッチダウン製法”を主な製法として取り入れております。

この2つの製法の大きなメリットとしては2点、

【1】 足の形を形成するにあたり、“釣り込み”を行う事で革が限界まで引っ張られる事による革のストレスを配慮した造りですので、革自体へのストレスが少なく長期に渡って履き続けられる。

【2】 ソール(底面)が消耗してしまった際に、革を痛める事無くソール交換をおこなえる。

以上の事より、主力品番においてはこの2つの製法を採用しております。履き込むことで、“やっと良い味が出てきた!”という時に底が張り替えられない作りですと、せっかくの革の味も台無しになってしまいます。

この2つの製法は、職人の手作業でしか作る事の出来ない大変難しい技術で、費用と手間こそかかってしまいますが、履いて下さる方々の履き込んで愛着を持ってご愛用頂く事を想像し、履く事が楽しくなるだけでなく、『ソールを張り替えて、またゼロから履き込む楽しみ』も経験して頂きたく、製法にも拘りを持ち、国内の職人の方々に一足一足に気持ちを込めて制作を依頼しております。

日本の職人が丁寧に製作・修理をおこない、より永くブーツライフを楽しんで頂けます。

着用4年 経年変化サンプル

 

主なラインナップ

#8593G
SWLブーツの最上位モデル、クロムエクセルレザープレーンMIDブーツ #8593H
#8593G
SWLブーツを代表するスタンダードモデル、プルアップオイルドレザープレーンMIDブーツ #8593G

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