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ラインマンブーツ(Lineman Boots)の話を少しだけ

以前エンジニアブーツの話、『エンジニアブーツ(Engineer Boots )の話をを少しだけ』を書いてからずいぶん経ってしまいましたが今日はラインマンブーツについて少しだけ。

 

“Lineman Boots(ラインマンブーツ)”

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見てのとおりつま先(Toe:トウ)からの編み上げ式になっているため、その形状から”Lace To Toe(レース・トゥ・トウ)”とも呼ばれています。

 

ではなぜつま先からの編上げ式ブーツを”Lineman Boots(ラインマンブーツ)”と呼ぶのか?

Lineは訳すと線ですが欧米、特にアメリカでは伝送路の事を指します。

伝送路って?電力信号をある地点から別の地点へ送信するための配線、つまり電柱にぶら下がってる電線の事です。その電柱に登って電線を設置する仕事をしている人を”電線工(ラインマン)”と呼び、彼らが履いていたブーツが「ラインマンブーツ」です。

lineman220世紀初め、躍動するアメリカのライフラインを確保する電線工(ラインマン)は3人に1人は作業中に命を落とすと言われるほどアメリカでもっとも危険な仕事でした。その為、彼らラインマンは高所作業での安全性を確保するようにつま先近くまでシューレースが施されたブーツを好んで履き、そのことによって足へのフィッティング性を高め足が中でずれるのを防いでいました。

現代のラインマンブーツも彼らが履いていた靴をモチーフに作られいて、ノーズまで羽根が伸びている為つま先付近までシューレースを締められることによってホールド力が高くなり、さらに足の甲が高い人は緩くできるなど万人の足に合わせやすいこともこのブーツの特徴です。

 

 

また、このラインマンブーツを『モンキーブーツ』と呼ぶ人もいますがこれはブーツを正面から見た時に「サルの顔」に見えるからと言われています。

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まー見えなくもないような気もしますがどうでしょう?今のところこの説が有力の様です。

 

 

 

 

もう一つは“高い所で作業をする人達”を”サル”と表現し、その人たちが履くブーツなので『モンキーブーツ』と呼んだとも言われています。

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こちらはイギリスでも屋根屋さんが屋根に上る格好が”サル”に見えたらしく、彼らが履いていた「デヴィーブーツ」と呼ばれるブーツも”Lace To Toe(レース・トゥ・トウ)”で、これをモンキーブーツと呼んでいたらしいのでこの説もよく言われます。

 

 

 

SWL(SlowWearLion) からも2016FALL&WINTERよりグッドイヤーウェルト製法で縫いあげ、ソールはVIBRAM#4014トラクションソールを装着したラインマンブーツがラインナップされました。

アッパーのレザーはSWL(SlowWearLion)オリジナルオイルドレザーのOB-8140G      と

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ホーイン社のクロムエクセルレザーを使用したOB-8140GHをお選びいただけます。

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少し背景を知るとブーツをはく楽しみも増すと思いますのでこれからも少しずつですが書いていきますのでお付き合いください。

では評判がよろしければまた書きたいと思います。

 

Tools-infinity Director 久木田善隆